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前回描こうと思ってて書き忘れてたことがあったので追記。
というか、めんどうなので引用。
吉田篤弘「空ばかり見ていた」第10章「永き水曜日の休息」より。

『すべては前髪に問題がある。
子供のときからそう思っていた。
私のあだ名は「デコ」で、それは名前に由来するのではなく、このだだっぴろい額の大きさからついたものだった。
「いや、俺はお前のおでこに惚れたんだ」
夫は気前よくそう言ってくれたが、わたしはわたしのおでこに惚れたことなどもちろんないし、惚れてくれた夫も、もうこの世にいなくなった。
今や誰からも愛されていない哀れなおでこである。
(略)
朝子2号もまた、わたしと同じように自分のあだ名が気に入らない同志だった。こういうとき「同志」は適切ではないかもしれないけど、わたしたちには「同志」と言い合いたくなる何かがあった。
「だって、2号なのよ」
彼女の憤慨は、主に自分がこの図書館における2人目の「朝子」であったことに向けられていたが、さらに彼女をがっかりさせたのは、先輩である朝子1号が退職した後も、そのまま「2号」の称号に変わりがなかったことだった。』

という、なんだかどこかで聞いたような話。
気になった人は、ぜひ読んでみて下さい。
旅する床屋のはなしです。

以上。
わかる人にしかわからないネタでごめんなさい。
2006.03.03 / かと /
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